文京区・本郷三丁目駅 徒歩2分。地図はこちら〉WEB予約はこちら〉便潜血・血便はこちら〉〈大腸内視鏡!〉〈大腸カメラ用の下剤の飲み方〉〈スタッフ募集中!〉〈院長インタビュー記事はこちら!〉〈新型コロナワクチン〉〈アニサキス!〉〈花粉症!〉〈3月の臨時休診;3月26日(火)の午後は休診となります〉

内視鏡

便潜血(大腸がん検診)!

文京区の検診(大腸がん検診)でも採用されている“便潜血”検査について。
検査の感度・特異度・不確実性・方法などはweb上に溢れているので割愛しますが、
私は推奨派です。
私個人が感じている最大のメリットは、
大腸ガンが心配で大腸カメラを受けようかどうか迷っているけれど一歩踏み出せずにいる方にとって、“便潜血陽性”の結果は大腸カメラを受けるきっかけ(背中を押してくれる)になる。※
逆にデメリットは、
便潜血が陰性だった場合に、”偽陰性”(=大腸ガンがあるのに便潜血は陰性となる)の方が結構いる(=便潜血が陰性でも安心はできない)。

便潜血検査のポイントを簡単にあげると、
メリット
・身体に負担をかけることなく検査できる(でた大便を棒でこするだけ)
・お値段が安い(無料〜1500円程度)
・簡単な割にそれなりの効果を得られる
陽性になった場合、大腸カメラへ踏み出す一歩のために背中を押してくれる

デメリット
・検査の不確実性(陰性でも安心できない、陽性でも大腸ガンではないことが多い)
・結果が陽性だった場合、次のステップが大腸カメラとなる精神的負担
・毎年大腸カメラを受けている方にとってはあまり意味がない検査かもしれない

※便潜血を指摘されて大腸カメラを受けても、大腸がんではないことの方が多いです。しかし、便潜血をそのままにしておいて、数年後に進行した大腸がんになって発見されることもあります。大腸カメラはなかなか一歩踏み出しにくい検査とされておりますが、便潜血を指摘された場合はそのまま放置にはせず、大腸カメラを受けていただくことをお勧めします。

関連記事